圧縮試験 エアークッションフィルム 再生50%

実施日:2024/9/4
実施場所:あいち産業技術センター(刈谷)
試験目的:耐圧性能の計測
試験体:エアークッションフィルム 再生50% RAC100H

試験を実施した環境や条件を記載

緩衝材を試験機で圧縮し、緩衝材が音を出して破裂した際の負荷最大値を求める。
圧縮スピード:60mm/s
サンプル:
1.RAC100H(空気量多め)   厚み 約35mm ファンボリューム5 スピード10
2.RAC100H(空気量少なめ) 厚み 約25mm ファンボリューム3.5 スピード10

1.RAC100H(空気量多め)

2.RAC100H(空気量少なめ)

各サンプルの試験結果

以下の試験結果は、1(kN)9.8(m/s^2)102.04kgという関係に基づき、0.01kNあたり約1kgの耐圧性能があると仮定して記載している。

1.RAC100H(空気量多め)

平均値は約88kgの耐圧性能を持っており、平均値と最小値の値が大きく離れていないため、安定した耐圧性能があると言える。

2.RAC100H(空気量少なめ)

平均値は約114kgの耐圧性能を持っており、平均値と最小値の値が大きく離れていないため、安定した耐圧性能があると言える。

考察時に記載する数値は、計測値の平均値を用いる。

RAC100H(空気量多め) は約88kg、(空気量少なめ)は約114kgの耐圧性能を安定的に出しており、緩衝材としての耐圧性能が十分であることがわかった。

※前回、同条件で検査したACF100の圧縮試験データ
耐圧の平均値
ACF100(多)約76kg
ACF100(少)約139kg

●試験に関する成績書が必要な場合、お問い合わせフォームよりご連絡ください。