圧縮試験 バブル型
作成日:2025/3/26
品番:ACB4230,ACB4330,ACB4430
製品名:エアークッションバブル
検査場所:あいち産業技術センター(刈谷)
試験環境
試験を実施した環境や条件になります。
緩衝材を試験機で圧縮し緩衝材が破裂するか、空気が抜けて押し返す力が無くなるまで計測する。もしくは、上限荷重が5tに達した時に計測を停止する。
圧縮スピード:1mm/min
サンプル:
1.ACB4230 ファンボリューム7 スピード8
2.ACB4330 ファンボリューム7 スピード8
3.ACB4430 ファンボリューム7 スピード8



試験機

AG-10TAS型
試験結果
各サンプルの試験結果になります。
1.ACB4230
試験結果:上限荷重5tに達したため停止。
コメント:試験後の状態は試験前とほぼ変わらず、未試験のサンプルと比較して触察したところ、多少空気のハリの低下が見られたが大きな損傷は無かった。

試験後のACB4230

2.ACB4330
試験結果:上限荷重5tに達したため停止。
コメント:ACB4230同様、試験後の状態は試験前とほぼ変わらず、未試験のサンプルと比較して触察したところ、多少空気のハリの低下が見られたが大きな損傷は無かった。

試験後のACB4330

3.ACB4430
試験結果:上限荷重5tに達したため停止。
コメント:試験後の状態は7列の空気ポケットに対し、3列が空気が抜けずに残っていた。事前テストとして試験にかけた同品番のサンプルは、荷重8tまで計測した。そのサンプルは端の1列のみ空気が抜け、それ以外の空気ポケットには空気が残っていた。その為、耐圧性能は多少個体差があると言える。

試験後のACB4430

試験前テスト用のACB4430

総括
今回のバブル型の品番は全て上限荷重5tに達した上で、空気が残っていたため、5tの圧力に耐えることが可能で、まだ緩衝能力に余力があると言える。
※試験に関する資料が必要な場合、お問い合わせフォームよりご連絡ください。